たとえ小さなゴミでも、
いつか巡り巡って自分に返ってくる。
そういう“見えていない部分”にも
目を向けられるような自分でありたいです。
整えることで見えてくる
周囲や地球とのいい関係
芸能界に入った当初は、右も左もわからなくて、自分のことに手いっぱいで相手のことなんて考えていられませんでした。でもいまは、ある程度自分に余裕がでてきて、周囲に対して接し方が変わったように感じます。最近では、母に「変わったね」と言われるほど。自分の状況や身の回りを整えていくことで、周りにも優しくなれる。これって地球環境についても同じなのかなと思います。自分を大事にしていくことで、環境や地球に対しても目を向けられる。そういう意味で、“LOVE ME”という言葉がまず最初にあるように自分を愛することで、周りの人にも地球にも優しくなれる。 “自分も地球も”という考えは大切にしていきたいですね。
エコだけじゃない
自分が楽で楽しいこと
週に数日、ジムで体を鍛えているのですが、その時に欠かせないアイテムがマイボトルです。運動していると水分をたくさんとるので、ペットボトルだとかさばってしまうし、何度も洗って使えるからマイボトルの方がエコですよね。以前は2リットルペットボトルを持ち歩いていたのですが、重たくて（笑）マイボトルに変えてから環境にもいいし、自分も楽だしといいことづくしです。おまけにテンションが上がるピンクのカラーがお気に入り。ジムでハードなトレーニングをしている側に、お気に入りのアイテムがあるとジムに行くのも楽しくなります。そんな風に無理せず自分ができるところから、楽しみながらやってみてもいいかもしれません。
どんどん身近になる
環境に優しくて素敵なアイテム
先日何気なく立ち寄ったセレクトショップで「古代ネイル」というものに出会いました。土からとれるベンガラという成分の色を活かしているネイルで、ほとんどが天然素材なので爪に優しいだけじゃなく保護、保湿もしてくれる。自然由来の原料で環境にも人にもいいですし、発色も可愛い！これからはこういう、おしゃれだけど気軽、そして環境にいいアイテムが流行る気がしています。
私がいま一番気になっているのは、「竹歯ブラシ」。竹は、土にかえる素材で注目されているサステナブルなアイテムで、見た目のかわいさや素材の良さ、使い心地も良いので使う人の負担にもなりません。こういう身の回りにあるアイテムをなにかひとつSDGs製品にすることができたら、どんどん関心が増えていきますよね。毎日身につける下着もそのひとつ。自分が取り組みやすいものから変えて、結果的に環境にもいいということが持続的な社会を作っていくうえで大切なのかなと思います。
自然を楽しむことが
SDGsにつながる一歩
沖縄でダイビングをしたことをきっかけに、すっかり海に魅了されてしまい、３年ほど前にスキューバダイビングの資格を取りました。ダイビングをするようになってから海の豊かさに感動するのと同時に、ごみ問題についても考えさせられます。水上バイクに乗っていても、ビニールゴミが浮いているのを見ると、悲しいなと感じると同時に、バイクの故障にもつながるのでとても危険だと思います。たとえ小さなゴミでも、いつか巡り巡って自分に返ってくる。そんな思いから、自主的にビーチクリーンを行っています。ダイビングの帰りにビーチで一つひとつ拾い集める。海面に見えているものやビーチのゴミはほんの一部で、海中に埋まっている重たいゴミもたくさんあります。そういう“見えていない部分”にも目を向けられるような自分でありたいですし、自然の魅力を知ったいま、なにかしていかなくちゃと思いますね。
人も下着も生まれ変わる
環境に配慮した下着
体を鍛えているので普段からスポーツブラをすることが多く、ホールド感の強いものを着けているのですが、L∞Ping（ルーピング）は体によくフィットして、でもつけごこちは軽くて快適です。素材もやわらかくて、肌なじみがいい。負担がかからないからこそ、毎日着用できますよね。カラーも自然の色から連想された6種でどれも素敵。わたしのお気に入りは、リーフがテーマのグリーンです。ちょっとくすんだ色味で日本人の女性の肌に合う色だと思いますね。素材も再生糸を使っていると聞いて、驚きました。これからは、この下着がまた再生され、循環していく仕組みを目指していると聞いてとても素敵な取り組みだと思いました。自分が使ったものでまた新しいものが生まれる。人間でいうならば、生まれ変わるみたいなことですよね。環境にとっていいループをしていく考えに、とても共感できます。
モデル・タレント
神奈川県出身。地元の球場で「可愛すぎるビールの売り子」として話題となり、2016年5月に芸能界デビュー。現在はバラエティ番組やグラビア中心に、ドラマやファッション雑誌、ファッションショーにも出演。最近ではYouTubeで美ボディを生み出す秘訣や筋トレメニューを紹介している。ファッション誌『CanCam』専属モデル。