廣田なおさん
からだを緩めて、
鍛える筋膜リリース
からだのラインを保ったまま筋肉をつける「美筋ヨガ」を提唱する、
ヨガインストラクターの廣田なおさん。
しなやかなボディを持つ彼女ですが、
数年前までは不規則な生活や、
体型のコンプレックスに悩んでいたそう。
そんな彼女を変えた、緩めて鍛える「美筋ヨガ」とは?
お風呂で実践している自己流ケアについても教えてもらいました。
廣田なおさん
からだのラインを保ったまま筋肉をつける「美筋ヨガ」を提唱する、
ヨガインストラクターの廣田なおさん。
しなやかなボディを持つ彼女ですが、
数年前までは不規則な生活や、
体型のコンプレックスに悩んでいたそう。
そんな彼女を変えた、緩めて鍛える「美筋ヨガ」とは?
お風呂で実践している自己流ケアについても教えてもらいました。
毎日のケアで欠かせないのは筋膜リリースです。自宅にいる時間が増えて、日中ずっと同じ体勢で過ごしてしまうこともありますよね。放っておくと背中やお腹、股関節の筋肉が固まってしまうので、毎朝起きたらまずは、からだを緩めることから始めるようにしています。からだを緩めることは、わたしにとってはヨガの準備体操のようなもの。筋膜リリースローラーは肩まわりや胸、太ももなど大きな筋肉を緩めたいときに。筋膜リリースボールはデコルテやお尻などピンポイントでケアしたいときに、2種類を使い分けています。一部位30秒ほど、全身をケアしても10分くらいなので無理なく続けられます。
もともとわたし自身、肩幅が広いことがコンプレックスだったため、肩幅を狭く見せるため肩と肩を内側に引き合わせるのが癖になり、巻き肩になってしまっていたんです。それを改善するため、1年ほど前から骨格の勉強を本格的に始めて、筋膜と姿勢の関係性に気づいてからは、胸まわりを重点的に緩めるように。今でも継続していますが、最近では姿勢がすっきりとしてきたように感じます。
筋膜リリースケアを続けるようになって4年ほど経ちますが、実は4年前のわたしはいまとは真逆の生活をしていました。毎日忙しさに追われ、仕事の休憩中にカップラーメンを急いですするなんていうこともしばしば。自分をケアする時間がまったくなく、気持ちの余裕もない、疲れは溜まる、痩せにくい...とボロボロな状態に。
一生懸命生きていると自分の体の声になかなか耳を傾けるのは難しいですよね。自分が今どんな状態なのか、毎日少しでも自分と向き合う時間が必要なのだと、フリーランスになってからようやく気がつきました。そのためにも、毎晩お風呂でからだを洗うときには自分のからだに直に触れるためにすべて手洗い。自分の手でからだに触れることで、「あれ、今日足が浮腫んでいる。生理前だからかな?」などその日の体調や、自分のからだのサイクルに目を向けることができます。
「デザインもかわいくて、何よりも軽さに驚きました。脇の部分からしっかりとホールドしてくれるフィット感があるので、ずれないのがとてもいいですよね。バストを正しい位置に持ってくることで、姿勢も意識するようになる。自然と気分も上がりますね。」(廣田さん)