小林麻利子さん
日中のパフォーマンスを
あげる入浴と睡眠
最新のデータや研究をもとに生活習慣の改善を指導する、
眠りとお風呂の専門家・小林麻利子さん。
「1日のスタートは夜のお風呂から」と話す小林さんが
提唱するのは、からだのメカニズムを知り、
日々のルーティンを見直すことで内側から整えるセルフケア。
快適な毎日を過ごすための小林式メソッドについて
詳しく伺いました。
日中のパフォーマンスを
わたしの朝のルーティンは、子どもと一緒にお散歩に出ること。日光浴を行うと、女性にとって大切な成分であるビタミンDが生成されるほか、体内時計がリセットされるため寝起きがとても良くなります。また歩くことで体温があがりますが、これは睡眠の質を高めるための重要なポイント。体温は朝と夜で変動しますが、睡眠不調を抱える方の多くは、1日の体温変動が少ないことがほとんど。そのため、まずは日中にからだを動かして体温をあげることが重要になります。
ただ日光浴となると、みなさん気になるものが紫外線ではないでしょうか。そこでわたしは、手のひらの部分を切り取ったオリジナルのアームカバーをつけることで、日光を取り入れつつも紫外線をカット。日差しの強いオーストラリアで発売されている、紫外線は防ぐもののビタミンDの生成は妨げない日焼け止めも愛用しています。
もとは営業職でバリバリ仕事をしていたのですが、その頃は夜も遅いため自律神経はめちゃくちゃ。からだに様々な不調を抱えていたため「まずはちゃんとお風呂に入ろう」と思ったのが、今の仕事につながるきっかけです。入浴をはじめて4日目の朝に、あまりの寝起きの良さに感動したほどです。実は、これはメカニズム的にも理にかなっていて、入浴で体温をあげて、その後急降下させることで質の高い睡眠となり、寝起きが良くなるのです。
質の高い睡眠で重要と言われるのが「ノンレム睡眠」。「ノンレム睡眠」には1〜4のステージがあり、一番深い眠りと言われる4のときに分泌されるものが、成長ホルモン。この成長ホルモンはお肌やボディメイクに必要な栄養素をたっぷり含んでいます。成長ホルモンをしっかりと分泌するためには、日中十分な日光浴をしたり、15時以降に覚醒状態を保つなどして、ノンレム睡眠のステージ4をつくり出すことが重要なのです。このことから、質の良い睡眠、入浴、そして日中の日光浴（ビタミンDの生成）すべてが循環しているのだとわかります。
ただし、月経2週間前の高温期は質の良い睡眠が取りにくい時期なので、この時期だけは血行促進作用がある炭酸ガス系入浴剤を入れるなど工夫もしています。ぜひ1日のスタートは夜のお風呂からはじまると考えて、入浴を見直してみることをおすすめします。
※本記事はご本人へのインタビューを基に作成しております。効果・効能を保証するものではありません。
昼も夜も、重力から
バストをケアする新習慣
夜の新習慣♪眠っている間も
バストをサポートする夜用ブラ
睡眠時に重力でひっぱられるバストを包みこむようにささえ、適正な位置に安定してくれるナイトアップブラ。睡眠中の不快感をやわらげて、ここちよい眠りへと誘います。下カップのサポート力があるので、くつろぎタイムなど立位でのバストもここちよくささえられる構造です。
「実はワコールのナイトブラを20代から愛用中。AMPHIのナイトブラははじめてでしたが、思っていた以上にフィット感がありました。寝返りをうつ睡眠時でも安心感があります。ユーザー目線で作られているんですね。」（小林さん）
※「バストケア」とは、からだのサイズを測って自分に合うブラをつけて、バストを重力から守ることです。
小林麻利子
眠りとお風呂の専門家・睡眠改善インストラクター・パーソナルボディトレーナー。生活習慣改善サロンFlura主宰。最新のデータ、研究をもとに、睡眠や入浴、運動など日々のルーティンを見直すことで美人をつくる『うっとり美容』を指導。生活に合った無理のない実践的な指導が人気を呼び、2000名以上もの悩みを解決し、多くのメディアで活躍中。新著『不美人習慣を3日で整える熟睡の練習帳』（ジービー）、『入浴の質が睡眠を決める』（カンゼン / 2020年12月発売予定）
「日中お出かけする際は子どもが走り回るためスポーツブラを着用しているのですが、デイアップブラはしっかりとバストをホールドしてくれる自然なフィット感がありました。不快感がないということは、自分の胸にあっているのだと思います。脇のお肉をきれいにおさめてくれるところも優秀ですね。」（小林さん）